こどもの歯磨きはなかなか時間がかかると思います。【おかあさんといっしょ!】に出てくるこどもはなんでこんなにも素直に歯磨きできるのか。と感心するものです。息子も歯磨きが嫌いで、言ってもなかなか歯磨きしてくれません。そんな中でも工夫して歯磨きをしてるので紹介したいと思います。同じく悩んでいる方の参考になれば幸いです。
悩み1:歯磨きが始まらない
歯磨きをまず始めてもくれません。私たちは歯磨きをする時に、息子が自分で磨く用とパパママの仕上げ用と2つ用意してますが、息子用の歯ブラシを渡そうとしても、「まだ遊んでるからいやー」と言っておもちゃ遊びを続けます。ムリヤリ歯磨きしようとすると、場合によっては不機嫌になってしまい、全然できなくなってしまうというご家庭のあるのではないかと思います。
解決策1ー1:ぬいぐるみ活用
ぬいぐるみに歯磨きの仕方を教えてあげるようにお願いしてみました。保育園でも小さいおともだちにズボンのはき方を教えてあげているということを聞いたことがあったので、家でもやってみることにしました。
プーさんに歯磨きの仕方を見せて教えてあげてー
いいよー
今はプーさんがお気に入りでプーさんのお願いをよく聞いてくれるのですが、時にはプーさんのお願いだけでは聞いてくれないときもあり、そういうときは数を増やしてお願いしてます。お願いされる数が増えると「いいよー」と言うこともあります。
解決策1ー2:クイズ形式
クイズができるようになったので、クイズ形式で歯ブラシを選ばせてみました。我が家では息子用の歯ブラシと仕上げ用の歯ブラシの2種類用意して、どちらが息子用の歯ブラシか選んでもらってから歯磨きをしてます。
クイズです!息子くんの歯ブラシはどーっちだ!?
こっちー!
ときどき、ふざけて仕上げ磨き用を選ぶこともありますが、歯磨きをするならよし!としてます。
解決策1ー3:パパと一緒にやる
我が家ではパパと息子がお風呂に一緒に入って、そのあと歯磨きをしてから寝るようにしてるのですが、パパが歯磨きをするときに一緒にやるように誘ってみました。ごはんのときに、「いっしょにみそしるのもー」と言うことあったので、歯磨きでもやってみました。
歯磨きいっしょにやろー
やるー!
パパが歯磨きをし始めるのが遅いときは「パパ歯磨きまだかなー」ということもあり、そんなときはパパが脱衣所で髪を乾かしていても一緒に呼びに行って中断させて歯を磨いてもらってます。息子が歯磨きに気がいったチャンスを逃したくないので。
悩み2:歯磨きが続かない
なんとか歯磨きをし始めても、途中で嫌がって歯ブラシを嚙んだり逃げ出そうとして、なかなか仕上げ磨きまで進みません。消化不良で歯磨きを終了することもあります。
解決策2−1:真似っ子遊び
「あ」の口になるような声掛けをしてみました。息子はパパママの真似して喋るのが好きなので、私が「あー」と言うと、息子も「あー」と言います。「あ」の口になってる間に歯を磨いてます。ただ「あー」と言っても飽きるので、「らっこの、らー」「あひるの、あー」といろんな言葉で遊び要素を取り入れてます。
解決策2ー2:パパと一緒にやる
こちらでもパパに力を発揮してもらいます。仕上げ磨きのとき、「あ」の口をしてほしいときはパパに「あ」の口で歯磨きをしてもらいます。それを息子も真似して「あ」の口をしてくれるので磨きやすいです。
解決できた理由を考えてみた
嫌なことをやらされてるという意識になるとやらないのかな?と思いました。上でたくさん解決策を挙げましたが、共通点としては、歯磨きをこどもが自ら進んでやる、楽しい気持ちでできる、ことだと思います。具体的にはこんな感じです。
また、自分だけだとやらないけど、周りがやるとやる気になることもあるのかなと思いました。保育園では昼寝をするけど家ではなかなかしないことがあって、保育園の先生とも話をしたのですが、そういう家庭は多いらしく、保育園で昼寝をする理由としておともだちみんなといっしょに寝るからだと言っていました。歯磨きの例では、パパが歯磨きしているので自分も歯磨きしようと思うのかなーと思いました。
※あくまで個人の意見であることをご承知おきください。
さいごに
こどもに歯磨きをちゃんとやってほしいけど、自らやるこどもはきっと少ないと思います。親のやらせたい気持ちとこどものやりたくない気持ちがケンカしないよう、一緒にやるような雰囲気にできたらいいなと思っており、紹介した方法でうまくいくというわけではありませんが、参考にしていただけたら幸いです。
さいごまで見ていただきありがとうございました。皆様の役立つ情報となることを願っております。